資格の概要

OSS-DB(オープンソースデータベース技術者認定)はオープンソースのリレーショナルデータベース(Postgres・Mysqlなど)を構築・運用する為の技能を証明するIT系のデータベース資格です。近年OSS(オープンソース)系のOS・データベースの環境を導入する中小の企業が増加している為、オープンソースのデータベースの知識と技能を持ったエンジニアの需要も増加しています。そのスキルを証明する為の資格OSS-DB(オープンソースデータベース技術者認定)となります。
OSSを使用したWebアプリケーションを制作する方は、時間をみつけて取得しておきたい資格です。
OSS-DB Silverでは、下記の技能を問われます。

・RDBMSとSQLに関する知識を有する。
・オープンソースデータベースに関する基礎的な知識を有する。
・オープンソースを利用して小規模なデータベースの運用管理ができる。
・オープンソースを利用して小規模なデータベースの開発を行う事ができる。
・PostgreSQLなどのOSS-DBを使ったデータベースシステムの運用管理ができる。
・PostgreSQLなどのOSS-DBを利用した開発でデータベース部分を担当することができる。

※試験では、オープンソースのリレーショナルデータベースの代表的な一つである、Postgresをベースに出題されます。




資格を保有しているメリット

未経験の転職者でWeb系のプログラマーになろうという方が保有していると、知識の証明として就職に役立ちます。特にオープンソースのリレーショナルデータベースを盛んに活用する、Web業界では特に取得しているとよいです。
ただし、データベースだけでなくPHPなどのライトなプログラム言語は一緒に勉強しておきたいところです。

 

資格を保有しているデメリット

データベースの資格としては、オラクルマスターと比較して知名度や技能の位置付けが低い評価を受ける(私自身は、両者の活用される場所が違うので、けっしてそうではないと思うのですが・・・)。

 

試験と受験申込み

試験時間:90分
問題数:50問
合格ライン:64点 ※変更される場合もあります
受験費用:15000円 ※変更される場合もあります

ピアソンVUEから試験を申し込むことになります。
またピアソンVUEのアカウントの作成が必要となります。

 

学習方法

学習期間は1ヶ月程。
テキストと問題集とPostgresのテキストの購入をオススメします。
ただしOSS-DBの教材が少なく、発売されてからだいぶ時間が経つのが難点ですが、しっかりと学習をやりこむことで、十分に対応できます。特に問題集に関しては、3~4周し90%くらい正解するぐらいまでにしておきましょう。

私の場合はテキストを一週間勉強し、その後3週間かけて問題集を解いていき、わからない箇所はテキストで調べて理解していくようにしました。またPCにPostgresをインストールし、SQLのコードを確認することも深く理解する上で学習に取り入れてました。

参考ですが、私が同時使用した教材の最新版↓↓

 

難易度

難易度はCランクの中です。

プログラマーになりたい大学生や、プログラマー未経験の転職者が、ある程度学習すれば取得できるレベルです。

 

就職に結び付く職種

オープンソースのリレーショナルデータベースを多く採用するWeb業界のプログラマーを目指す方には最適な資格です。業務系システムなどのエンタープライズなシステム開発の現場を目指す方なら、OSS-DBよりはオラクルデータベースの資格であるオラクルマスターをオススメします。





■OSS-DB Silver(オープンソースデータベース技術者認定)の試験教材

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