資格の概要

Linux OSの運用能力を認定する、数多の大手企業をスポンサーに持つ民間のIT系資格です。主にサーバーエンジニア・プログラマー・ネットワークエンジニアなどを仕事にする方が取得する資格です。
また、オープンソースのLinux OSを社内のサーバーPCとして採用する企業が多くなってきている現在、IT系のエンジニアだけでなく中小企業などの社内サーバーを管理する事務・経理の人からも取得が増加してきている現在人気の資格です。

LPICの公式サイト
http://www.lpi.or.jp/




 

資格を保有しているメリット

IT系企業に就職してから、研修後LPIC level1の資格を受験する企業もありますので、事前に学習しているLPIC level1を保有している方が、就職の面で差をつけることができます。

 

資格を保有しているデメリット

特になし

 

試験と受験申込み

受験対象条件:なし
試験内容:101試験と102試験の両方
試験形式:PCによる選択式問題 + PCによる入力問題
試験時間:90分
問題数:60問
合格ライン:60〜65% ※変更される場合もあります
受験費用:15000円 x 2試験(101試験と102試験) ※変更される場合もあります

ピアソンVUEから試験を申し込むことになります。
またピアソンVUEとLPIのアカウントの作成が必要となります。

 

学習方法

 

 

難易度

難易度はCランクの上です。2つの試験に合格する必要がありますので、少し学習時間が必要です(余裕をみて、1ヶ月半ぐらい。十分な学習時間があれば1ヶ月以内の取得も可能です。)
また選択式の問題が大半ではありますが、時折自身で記入(PC入力)することを必要とする問題もあります。しっかりとした暗記が必要です。(特に設定ファイルの場所やコマンド+オプション機能など)
サーバーエンジニアなどのIT系エンジニアになりたい大学生や、未経験の転職者が、ある程度学習すれば取得できるレベルが実務ではCUI(例えるなら黒い画面に文字だけのPC)を使用することがメインになりますので、自宅のPCに仮想化ソフトをインストールして、その仮想化ソフト上でLinux(Red hat系ならCentOS・Debian系ならUbuntu)を動かして、実際にコマンド入力を覚えていくことをオススメします。仮想化ソフトの使い方なども資格のテキストの後ろのページに記載しているものもあります。またLinux OSは無料で使用出来るものが多いです初学者も安心してください。



 

就職に結び付く職種

サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア・プログラマーなどのITエンジニアや企業の社内SE。

 

■潜水士の試験教材

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